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2009年03月 アーカイブ

[ETD] 気持ちがのる

2009年03月01日

コトを提供するためにモノを作る.


先日,TVでおじいちゃんのために,氷を作る小学6年生の子供の番組を見た.

子供は,おじいちゃんはおばあちゃんを亡くし,悲しそうにしている姿を見る.
自分で元気づけたい!→おじいちゃんはお酒が好き→お酒の氷を自分で作ってあげよう→氷り制作職人の元で修行

この氷(天然氷)を作る作業が非常に大変で.川の途中で製作所をもうけ,毎日毎日,川から流れてくるゴミを掃除をしては,水をせき止め,深夜の気温で氷るのを願う.それを40日ぐらい?ずっとやってみました.

で,やっと作れた氷をおじいちゃんのもとへ持っていて,バーテンダーとなり,お酒を作って挙げる→おじいちゃん「ありがとう」

というストーリーです.なんて,感動的なお話.こんな純粋な人に対する行動をできる人は少ないと思う.特に思春期を超えた人.照れ恥ずかしかったりなかなかできない.


ここで,言いたいのは,正直おじいちゃんはいつも使っている氷の味と作ってきてくれた氷の味はそんなに変わらなかったと思います.しかし,おじいちゃんは,「孫が自分のために一生懸命氷を作ってくれた」「自分のことを気遣ってくれている」という状況に対して感動したのだと思います.その氷に孫の気持ち,想いをのり,作り出された氷は,とても冷たいのだが,暖かい想いが入りこんでいる.

非常に情緒的であり,これぞデザインだと感じたわけです.


ユーザに対してデザイナーはルーチンワークとして解決策を練るという無機質なデザインでなく,ユーザのことを第一に考え,助けてあげたい!という強いマインドによってデザインを行いユーザに提供する.

"冷たいのに暖かい".ユーザは,デザイナーのそんな想いにも感動すると思います.そこにはユーザとデザイナーの対話が必要であり,ユーザ像の明確さが求められると思います.

だからと言って,デザインを一品モノとはいかないと思います.それなんてアート?となってしまうから.大量生産されるものだとしても,そんなデザイナーのマインドを大切にしたデザインが必要だと思います.自分(ユーザ)のために一生懸命作られたモノだと知ったら,ユーザはそのモノを愛すと思います.

もちろん,それだけではダメで,それが使えるものであり,ユーザニーズに答えたものであることは必要.そうでないと,そのモノはコトを生み出さないし,愛されもしない.

モノのデザインを超えた存在として,パーソナルな面がある. これは,デザインする人も作る人も提供することができないものである.我々の生活におけるモノは,単に見せびらかしたいからではなく,それが生活にもたらすものに意味があるからだ.

ある人にとって最も愛着があるものが安物の宝石だったり,くたびれた家具だったり,破れて汚く色褪せた写真や本だったりするのはよくあることだ.好きなものというのは,前向きな気持ちを引き起こすシンボルだったり,楽しい想い出の記念だったり,ときにはその人自身を表現するものなのだ.

そして,こういうものには必ず物語があり,想い出がある.またときには,この特定の対象,特定のものに我々を個人的に結びつける何かなのである.

[ ドナルド・A・ノーマン『エモーショナル・デザイン』 ]

うーん,まさに^^ 今回の記事は,このモノにストーリーが加わるけど,更にそこにデザイナーの気持ちというのも入れても良いのでは?という話でした.

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3月突入.初旬に東京行きます.一ヶ月ぶりぐらいです.内容も盛りだくさんで,しっかり吸収して感動して奮起して帰ってきたいと思います.

PS. 私のおすすめというか,自分にためになった本をサイドメニューのところに載せておきます.amazonアフィリエイトでのリンクが貼ってあるので注意^^

[walking_around] インタラクション2009

2009年03月05日

20090305interation2009_3.jpg

2009年3月5,6日にインタラクション2009に行ってきました.walking_aroundをずいぶんとさぼり気味だったので,自重します.自分でも過去のwalking_aroundを見るのは面白いんですよね,そのときの自分の考えのチープさとかw ちなみに,去年のインタラクション2008([walking_around] インタラクション2008)にも行ってます.去年はつぶれた段ボールの写真だったので,今年は,0%OFFというなんと気合いの入った広告を載せておきます.写真サイズもでかくしてみました.

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[walking_around] 多摩美術大学 apartment

2009年03月06日

多摩美術大学 情報デザイン学科 情報デザインコース 卒業制作展2009 "apartment"に行ってきました.場所は,去年と同様,原宿のクエストホール,駅から近く良い場所ですね.原宿だから若者たちがふら〜っとよれる場所ですが,あまり宣伝をしていないところを見ると,ターゲットの対象外なのでしょうかね.

20090306apartment_1.jpg

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自主ゼミのウェブサイトです

INSIDE?

INSIDE shota sawada designとは,沢田翔太のブログベースのウェブサイトです。ここでは、自分の考え(思考の外界化),プロジェクトの進行状況や展覧会などに行った記録(行為についての省察)、また研究成果などを書いています。

現在,公立はこだて未来大学4年 システム情報科学部 情報アーキテクチャ学科 情報デザインコース在籍.現在,寺沢研究IDSにて研究活動中.
インタフェースデザインと教育/学習,モデルに興味を持ち,日々,活動しています.

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